熊本地震を考える【Vol.35】

不動産実務検定(大家検定)2級講座開催!

日時:5月15・22日(日)10:00~17:00
詳しくはこちらから
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みなさん
こんにちは。
皐月秀起です。
雨の一日です。
熊本・大分にも降ってるようですね。
今回の地震、ご家族やお知合いの方はご無事でしょうか?
報道などを見ていると、
東日本大震災とも阪神大震災とも何か違う
感じがしますよね。
余震が収まらないのもありますが、
「地震が起こりにくいエリア」という意識が、
結構あったのではないかと、
行政の動きなどを見ていて感じます。
これから仮設住宅が準備されるんでしょうが、
アパートやマンションの空室をうまく使えないでしょうかね?
例えば、家賃を
・40m2:6万円
・50m2:7.5万円
・60m2:9万円
に設定し、これでよかったら2年間(24か月)家賃保証します、
そのかわり、敷金・礼金ゼロでやってね、と行政が言ったら、
私が空室を持っている家主なら、
喜んで提供したいですね。
仮設住宅がいくらするのか正確には知りませんが、
先述の試算だと、高くて9万円×24か月=216万円ですよね。
学校の運動場などを潰さなくてもいいし、
金額的にもべらぼうにかかるわけではない。
何しろ、明日からでも入居できますしね。
本当なら、震災が起こる前から準備しておいてもいい、仕組みです。
衣・食は物流さえ整えば、確保できますが、
住は難易度が上がります。
行政の腕の見せ所です。
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もうひとつ。
被災されている方がたくさんいらっしゃるのに、
のんきにメール書いて・・・と思われるかもしれませんが、
今一度、「持ち家」と「賃貸」を考えてみたいです。
それぞれのメリット・デメリットは、
もう言い尽くされた感があります。
「持ち家」
・「自分の城」が持てるという安心感
・超低金利でローンが組みやすい
・スペックが自分の思い通り
・家族構成の変化に対応しづらい
・修繕費、修繕積立費など維持コスト
・思ったほど高く売れない
「賃貸」
・住み替えしやすい
・家族構成の変化にも対応しやすい
・家賃以外に維持コストがかからない
・グレードが分譲などに劣る
・高齢になると借りにくくなる不安
・セレブ感に欠ける
この中には「おやっ」という文言も
あるでしょうが(笑)、
まあこんなところですよね。
これに「震災リスク」は織り込まれていません。
今回の震災を見ていると、震災大国日本に住む限りは、
織り込む必要があるなと強く思います。
持ち家が倒壊された方は本当にお気の毒ですし、
「賃貸にされてたらよかったですよね」と
言いたいわけでは決してありません。
そういう私も持家ですし、
長男で昔からの家があるので、
賃貸に住むという選択肢はうちにはありません。
いろんな理由で、住まいは決まっています。
「持ち家」と「賃貸」の比較ですが、
低金利でローンを組みやすい環境から、
「持ち家」が若干有利かなと、
個人的には思っていたのですが、
この震災でまた「賃貸」優勢に逆転しました。
それも「かなり」です。
新築・持ち家信仰の流れが少し変わるかなと思います。
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不動産実務検定(大家検定)2級講座開催!
来月、個人的には久しぶりに
2級講座を開催します!
今回は、同じJREC兵庫支部の
家永支部長とふたりでの共催です。
日時は、5月15・22日(日)10:00~17:00です。
場所は、例のリーダーズカフェ
駐車場もありますので車もOK。
電車だと、阪急仁川駅から徒歩3分です。
住替えシーズンが終わり、ほっと一息。
次のピークも考えながら、
満室経営に向けて、一緒に勉強しませんか?
再受講も大歓迎です(1日7時間2000円となります)。
今のところ、おひとりのお申込みがすでにあり、
もうひとりお申込み真近の方がいらっしゃいます。
こじんまりと、でもじっくりやりますので、
ぜひご参加を検討ください。
参加申込・詳しくはこちらから。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回の配信は、5月5日頃を予定しています。
近況報告やご感想、いつもありがとうございます。
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